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今回のブログ担当は3班です。
お二人(上田啓子と京谷政樹両氏)のピアノ連弾はすばらしかった。ブラボー大分練習されたんでしょうね。お疲れ様でした。親子みたいで、イキがピッタリ合っていました。ピアノを始める動機のーっが演奏を聞いて(あるいは観て)というのが多いといつも思うのですが、仲々長続きしないですね。私もそのー人です。

-----------上田先生の講義録
・・・家庭で楽しまれたピアノ連弾・・・
  大阪音楽大学教育助手、チェンバリストとして活動されている京谷政樹氏をゲストに迎えま した。
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❤本日の「人生の扉」、京谷先生は歌に参加、英語の部分がいつもより良く聴こえていて、日本語歌詞はもちろんノリが良くなったように感じていて、私は皆さんの歌声を楽しみながら伴奏を弾けました!

∮ 連弾の歴史
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4手の為の鍵盤楽曲は、最古の記録として17世紀初頭まで遡ることが出来ますが、先ずは18世紀後半、モーツァルトと姉ナンネルの華麗な公開演奏により、成熟したピアノ曲として花開きます。そして19世紀にはブルジョアジーの台頭とピアノの普及により、耳慣れた曲を手軽に家庭で友達や先生と演奏出来るよう、多くの名曲がアレンジされ、ピアノ連弾は一躍流行の波に乗ります。楽器としてのピアノの発展も、オーケストラ的要素など音楽表現の高度な可能性を生みました。
今日は、モーツァルト、シューベルトの大作、ブラームス、ドヴォルザークの舞曲、そしてフランス近代に転じてG.フォーレの組曲を演奏しました。耳馴染みのある曲は少なかったかもしれませんが、1台のピアノを2人で4本の手で演奏する、”スリル”を伴う面白さを体験していただけたのではないでしょうか。
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∮ 演奏曲目
第Ⅰ部(合奏の流行と共に)
W.A.モーツァルト (1756~1791)
「4手の為のピアノソナタ ハ長調 K.521」(1787)
F. シューベルト(1797-1828)
「幻想曲 D940 Op.103 」(1828)
第Ⅱ部
J.ブラームス (1833-1897)
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「ハンガリア舞曲 Wo0.1」 (1869、1880)
    No.4 ヘ短調 No.5 嬰ヘ短調
音による対話2018-002縮小
 A. ドヴォルザーク(1841~1904) 
「スラヴ舞曲集 第Ⅱ集Op.72-2」(1886) ホ短調 Allegretto grazioso
音による対話2018-003縮小

G.フォーレ (1845~1924)
  「ドリー Op.56」
1.子守歌 (1893)
  2.ミ・ア・ウ(1894)
  3.ドリーの庭 (1895)
  4.キティー・ヴァルス (1896)
  5.優しさ(1896)
  6.スペインの踊り(1897)


-----------午後のコーラス練習の模様
練習前の準備運動
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「今日の日はさようなら」を手話をつけて
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「野間先生のご指導」

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☆☆☆ 一口レポートの抜粋  ☆☆☆

◆ピアノへのタッチのちがう二人が一つの曲を弾く大変さを感じました。
◆上田先生は気持ち良さそうに、京谷先生は楽しそうに演奏されているのが印象的でした。
◆京谷先生はピアノが大好きなのですね。やさしい顔をされ幸福な心持ちで、廻りをも幸せになさるお顔をされておられました。こちらも幸せになりました。
◆お二人の息のあった演奏ブラボーです。ソロとまた違って重厚な迫力がありました。楽しそうに弾かれている姿がよかったです。
◆モーツァルトの曲は上品な社交ダンスを見ているような、シューベルトはオーケストラ。素晴らしい連弾に感動しました。二人の先生の音楽を楽しまれている様子が感じられました。
◆狭い鍵盤上を目まぐるしい早さで4本の手が交錯しながら、素晴らしい音楽が奏でられるのに感動しました。また、京谷先生が笑顔を絶やすことなく本当に楽しそうに演奏されている姿に、こちらまで楽しくなりました。



☆☆☆ 上田先生から丁寧な回答&コメントが ☆☆☆

◆ハンガリー舞曲、スラブ舞曲がピアノ連弾曲とは知りませんでした、確か展覧会の絵も元はピアノ曲でしたね
Ans.そうです。「展覧会の絵(ムソルグスキー作曲)」もピアノの為に書かれ、後にラヴェルのオーケストラ編曲で有名になります。作曲家はピアノを使って作曲し、当初からオーケストラや舞台をイメージして作曲、ピアノ譜に記すこと多いので、ピアノ譜であっても実はオーケストラは鳴っており、オーケストレーション(オーケストラの楽器に割り振る)だけで交響的作品になることが多い・・・という側面もあります。

◆作曲家には何故変人が多いのか?
Ans.作曲に限らず、美術、文学、舞台など、創作を生業とするには“桁外れ”な個性が必要・・・桁外れの生き方が“芸の肥やし”となる・・・など「フツウじゃいけない」みたいな世間的通念(偏見?)・・・はあったように思います。でも本当に生き残った創作家は、其の人なりに自分を律して創作活動を行い作品を残したので、私としては「作曲家=変人」という概念は持っていただきたくないです。少なくとも、作曲家に変人(超個性的な人)は多いかもしれないけど、変人が作曲家になれる訳じゃないから。


Comment.
御紹介し忘れておりましたが、京谷氏は繊細なタッチをお持ちのチェンバリストです。昨年から、ピアノにも活動範囲を広げていただきたくゲスト共演をお願いしております。年齢差は40年(親子どころじゃない!)ですが、音楽理論のクラス学生時代、卒業後の音楽学助手としてのチェンバロ関連の仕事の中で、10年近くお付き合いさせていただき、今、楽しく共演出来るようになって本当に嬉しいです。 ピアノ連弾は一見近付き易いけれど、実は緻密さが要求される、けっこうタフなアンサンブルです。でも、楽しさも難しさも、誰かと分かち合ってこそのアンサンブル。私も十分楽しい時を過ごしました! 長時間集中して聴いてくださり、本当にありがとうございました。   上田啓子


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今回のブログ担当は1班です。
朝一番の「人生の扉」合唱の前に準備運動
これでうまく歌えるかしら?
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-----------上田先生の講義録
★本日の「人生の扉」、最後のハミングの部分を「ラララ」にしてみました。でも難しかったかな?
★ピアノソロは「シェルブールの雨傘」(1964年)、皆さまの当時を思い出していただけたでしょうか?

~赤裸々に描かれる”愛と死”~
 19世紀のヨーロッパ、都市化&工業化が進み、多くの紛争、革命と其の反動が繰り返され、市民化が進んだとはいうものの貧富の差は相変わらず大きく、虐げられた階層は存在し続けていました。市民の大きな娯楽へと成長を遂げたオペラも、下層階級をも含めた庶民の生活を赤裸々に描くようになります。綺麗ごとではない生き様が描かれるようになったのです。イタリアでは、文学に於ける写実主義と自然主義が≪ヴェリズモ・オペラ≫に進展を見せ、それは真実(ヴェリズモ)、世の現実を見据える表現で、筋書きはしばしば下層階級を舞台とし、情熱的で、殺人や血の恐怖を伴い、必然的に社会批判をも伴うことになります。その筆頭格としてはビゼーの『カルメン』が挙げられますが、今日は皆さんの御希望を挙手数で選択、もう一つ持参しておりましたヴェルディ作『アイーダ』を鑑賞しました。
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✍この物語、一説には、抱き合ったまま亡くなっている一組の男女のミイラから創造されたとか。 
   
✍ オペラ『アイーダ』は、約10年の歳月を掛けて完成したスエズ運河の開通を祝ってエジプトに建設されたカイロ歌劇場のためにヴェルディに委嘱されました。こけら落としには間に合わなかったが、完成されたオペラはエジプト情緒溢れる作品となる。1871年カイロ初演の後、世界中で人気を博し、ヴェルディ屈指の名作として今も人々に愛され続けています。
 本日鑑賞したのは1985年のミラノ・スカラ座ライヴ、当時大評判となり、日本でもNHKで放映された上演されたもの。輝く美声が魅力のパヴァロッティのラダメス、強靭な声を持つキアーラのアイーダとディミトローヴァのアムネリスなど最高のキャストです。マゼールによる大きくうねる音楽も魅力的、ロンコーニの演出も素晴らしく、”伝説の『アイーダ』”と言われています。

ヴェルディ:歌劇『アイーダ』  1985年12月  ミラノ、スカラ座のライヴ映像
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 指揮:ロリン・マゼール
 演出:ルカ・ロンコーニ
アイーダ(エジプトに捕らわれたエチオピアの王女)/マリア・キアーラ(ソプラノ)
 ラダメス(エジプトの将軍)/ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
 アムネリス(エジプトの王女)/ゲーナ・ディミトローヴァ(メゾ・ソプラノ)
 アモナズロ(エチオピア国王、アイーダの父)(バリトン)
 
 【第1幕】時は古代エジプト、舞台はその首都メンフィス。エジプトの敵国エチオピアの王女アイーダは、エジプトの捕虜だが、身分を偽りエジプトの王女アムネリスの侍女として働いており、エジプトの将軍ラダメスと秘かに愛し合う仲となっている。そんな中、ラダメスは、エチオピア討伐の指揮官を命じられ、アイーダは恋人への愛と祖国への想いに葛藤を生じて思い悩む。
【第2幕】エジプトの王女アムネリスもラダメスのことを愛しており、戦場に向かったラダメスを心配する侍女のアイーダを見て、恋敵であることを知る。戦いはエジプトの勝利に終わり、エジプト国王は凱旋したラダメスに、娘のアムネリスを与え、将来自分の後を継ぐように言い渡す。ラダメスは困惑。 
【第3幕】エチオピア国王のアモナスロはエジプトの捕虜、ついで人質となる。アモナスロは娘アイーダに、ラダメスからエジプト軍の機密情報を聞き出すように強要する。祖国と恋人の選択に悩むアイーダだが、ラダメスと会い「国を捨てて二人で一緒に暮らしましょう」と誘う。ラダメスも思いを同じくして「エジプト軍が配備されていないナパタの谷を行けば誰にも会わずに逃げられる」とアイーダに漏らしてしまう。こっそり聞いていたアモナスロが、その「ナパタの谷」からエジプトを攻めようと言い出す。ラダメスは焦り、そこへアムネリスが現れる。、ラダメスは独りで全ての責を負い、アイーダとその父を逃がす。 
【第4幕】軍事機密を漏らしたラダメスは死罪。彼の命だけは救いたい王女アムネリスは、アイーダへの想いさえ捨てれば命を助けるとラダメスを説得する。しかしラダメスはそれを断り死を覚悟、地下牢に生き埋めとされる。その暗闇の牢には、牢が閉じられる前に忍び込んでいたアイーダがいた。二人は抱き合いながら、静かに死を待つ。

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今日の授業の殆どは圧倒的に美しい映像の「アィーダ」鑑賞でした。
舞台装置、衣装の豪華さは以前大阪で上演されたものとは大きく異なり素晴らしいものでした。
アイーダとエジプトの王女アムネリスの激しい心情に比し、ラダメスの潔さは恨めしい。
牢獄の中で飢え死にを待つより、早く殺してほしいと私なら思います。

-------------午後のクラスミーティング
コーラス練習が続くため、コウダイフェスタまでの最後のクラスミーティングだったので、多くの議題について集中して話し合いました。
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☆☆☆ 一口レポートの抜粋 ☆☆☆

◆何十年振りにオペラ(のDVD)を鑑賞したが、パバロッティはすばらしかった。セットには圧倒された。
◆アイーダのセットがすごかったですね。先日アイーダの映画みましたが今日のほうが良かったです。
◆先日も「アイーダ」(米メトロポリタン劇場)を観た。本日の作品は伊 ミラノ産で作品は同じでも、歌手や演出が異なるので各々良かった。
◆衣装も装置も私のイメージ以上の”アイーダ”だった、最近の演出は好みではないので、大感激だった。
◆アイーダ2回見る事ができ、表現などの違いが面白かったです。


☆☆☆ 上田先生から丁寧な回答&コメントが ☆☆☆

◆クラウディア・カルディナーレ主演のイタリア映画「鞄を持った女」の一場面「麗しのアイーダ」の音楽場面はこんな背景があったのか!
Ans. イタリア映画「鞄を持った女」は1961年作ですね。私は未だ映画にハマる年齢に至っておらず・・・観ていないので想像する他ありませんが。ヴェルディ・オペラはイタリアの命、背景として生きていることでしょうね。ちなみに、クラウディア・カルディナーレ、私が最初に憧れた女優さんです!

Comment.

「カルメン」「アイーダ」、どちらを観るかの選択で熱くなる皆さんに、この講義時間への強い思いを感じました!
今日紹介しました「アイーダ(DVD)」、「カルメン(LDからダビングしたDVD)」、両方とも御希望の方に御貸ししました。今後、御希望の方々に回して御鑑賞いただけますので、今日御希望映像を観れなかった方も御心配なく。御希望を横谷CDに伝えてください。
持参した「カルメン」はカラヤン指揮、私が最も共感出来る演出の逸品なので、数年前まで紹介し続けてきたものです。本日鑑賞の「アイーダ」は1985年のミラノ・スカラ座ライヴ、当時大評判となり、日本でもNHKで放映された上演されたもの。マゼール指揮、パヴァロッティのラダメス将軍、マリア・キアーラのアイーダ、ディミトローヴァのアムネリスなど最高のキャストによって”伝説の『アイーダ』”と言われた至高の舞台芸術です。
最近同じオペラを観られた方も、演出や演奏が変われば異なる表現となることを実感されたことと思います。オペラに限らず、舞台は一回性のもの、同じ作品のパフォーマンスであっても2度と同じ表現は出来ない・・・。まして演出、音楽指揮、俳優や歌手が異なれば、全く異なる舞台が生まれる・・・。
変わり得ること、様々に異なること・・・その面白さと魅力をどうかお楽しみいただきたく思います。もう一つ、器楽演奏の場合も奏者は作品を演じ語っている、ということも御理解ください。私はピアノを弾く時(自分勝手にですが)物語や台詞を空想して演じ歌っています。   上田啓子
今週の担当は2班です。
三週連続ゲストをお迎えしての授業です。
今週はドイツ・リード。
ストライプのカッター、ドットのネクタイにスーツで決められたテナーの西垣俊朗先生。真新しい純白で清楚なドレス姿のソプラノ大嶋真規子先生、今日は伴奏の黒子に徹すると意思表示されているかのようなシックな黒でまとめられた上田啓子先生。
第一部はシューベルト、600曲を超える歌曲の王。選りすぐり珠玉の名曲8曲聞きほれました。先生の仰る通り少し暗いけれど聴きごたえがあり大満足です。
休憩をはさんで、第二部がスタート。シューマン、ブラームス、フーゴヴォルフ、シトラウスそして上田先生が研究されているプーランクの大人の曲を8曲。
目を閉じて回りの雰囲気を消して耳だけで聴くと、まるでコンサートホールでのリサイタルのように感じ堪能しました。
授業の始まりはテーマ曲「人生の扉」、そして授業の終わりにはシューベルトの「野薔薇」を両先生も参加いただき全員で歌い,歌に酔いしれた2時間でした。

-----------上田先生の講義録
≪ドイツ・リートの世界≫
今日は大阪音楽大学より西垣俊朗、大嶋真規子先生をお招きし、シューベルトからR.シュトラウスに至るドイツ・リートを、歴史を追う形で歌っていただきました。
テノール:西垣俊朗  ソプラノ:大嶋真規子  P:上田 啓子
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∮ ドイツ・リートの発展
19世紀ドイツに於ける歌曲発展の背景にはピアノの普及、家庭音楽の発展と共に、ロマン派詩人の活躍があります。作曲家達はゲーテ、シラー、メーリケ、アイヒェンドルフらの詩に霊感を得て、今につながる歌曲の道を拓いてくれたのです。
シューベルトは、『野薔薇』、『魔王』、『美しき水車小屋の娘』、『冬の旅』など約600曲あまりの歌曲を書き、自然や恋を描く民謡調の作品から近代の疎外感を描いた作品まで、詩の気分を反映する多様な音楽を創造、ドイツ・リートを確立しました。詩と音楽の結婚-001縮小

シューマンはクララと結婚した1840年に一気に沢山の歌曲を創作し、それは“歌の年”と呼ばれます。ピアニストを志したシューマンのピアノパートは緻密に書かれ、伴奏というよりも歌と対等の語りが要求されます。詩と音楽の結婚-002縮小

ブラームスの歌曲は何故か器楽曲の重厚な作風とは異なって平明素朴な趣があります。彼は民謡の素朴さをも愛したのです。
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鬼才ヴォルフは独特の語るような旋律で詩の内容に鋭く迫る作品を残しました。
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 R.シュトラウスは濃厚な後期ロマン派の作風を反映した作品を残し、19世紀末のコンサート・リートを開花させました。
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∮ 本日の演奏
【第Ⅰ部】
❤今日も私達の「人生の扉」で幕開け! K津さんのギター、Y山さんのカホンに、大嶋先生の声が加わって力強い歌唱となり、西垣先生から絶賛いただきました!   「継続は力なり」ですね。P1000900縮小

❤F. シューベルト(1797-1828)
Gretchen am Spinnrade糸を紡ぐグレートヒェン D118 (1814) ・・・大嶋P1000908縮小

Die Forelle 鱒D550.Op.32 (1816-21)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西垣P1000916縮小

Heidenröslein 野薔薇 D257, Op.3-3 (1815) ・・・・・・・・・・・・・・・・・大嶋P1000922縮小

Winterreise 冬の旅D911,Op.89 (1827) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西垣
  Ⅰ Gute Nacht おやすみ
  Ⅴ Der Lindenbaum 菩提樹
  ⅩⅩⅣ Der Leiermann 辻音楽師
Ave Maria アヴェ・マリア D839 (1825) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大嶋
Ständchen セレナーデ D957-4(1828) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西垣

【第Ⅱ部】
❤R.シューマン (1810-1856)
Widmung Op.25-1 献呈 (1840歌曲集『ミルテの花』より) ・・・・・西垣
DichterliebeOp.48 詩人の恋(1840) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西垣
     ⅠIm wunderschönen Monat Mai 美しい五月に
     ⅡAus meinen Tränen sprießen 僕のあふれる涙から
     ⅩⅥ Die alten, bösen Lieder 古い忌わしい歌
❤J.ブラームス (1833-1897)
  Wie bist du,meine Königin Op.32-9 我が妃よ、あなたはなんと(1864)・・・大嶋
  Wiegenlied子守歌Op.49-4(1868)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大嶋
❤H.ヴォルフ (1860-1903)
Verborgenheit 隠棲(1891 メーリケ歌曲集No.12)・・・・・・・・・・・・・西垣
❤R.シュトラウス (1864-1949)
Zueignung 献呈(1882-83 Acht Lieder Op.10)・・・・・・・・・・・・・・・大嶋
❤F.プーランク(1899-1963)・・・番外編としてフランスのシャンソンを楽しく二重唱しました!
Les chemins de l’amour 愛の小径(1940) ・・・・・・・・・・・・・西垣&大嶋

❤最後に、シューベルト作曲の『野薔薇』を全員で歌いました。
 ソプラノ大嶋先生用の楽譜のままなのでかなりの高音域でしたが、皆さんしっかり歌えていました!


<コーラスの練習>午後
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今日でコーラスの練習は4回目です。
コーダイフェスタで全員で歌うのは5曲。
今日は4曲目「黒猫のタンゴ」と5曲目「翼をください」の一番を練習しました。
2曲の歌い方の違いを判り易く説明いただきました。歌い方でこんなに曲が変わるのかと驚きました。
歌っている皆の表情が生き生きしてきました。本番が楽しみです。
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☆☆☆ 一口レポートの抜粋 ☆☆☆

◆「冬の旅」は中学生の頃から聴いている、何歳で聴いてもその時々、感じ方が異なる。全曲集は私の宝物になっている。いつも涙して聴いている。
◆シューベルトのセレナードは高校の音楽授業で歌唱力テストの課題曲だったので、一生懸命に練習したのを思い出しました。
◆すばらしい歌声で感動しました。「音楽を楽しむ科」を受講して、良かったと思いました。
◆シューマンと妻クララ、そしてブラームスの関係について、人生の悲哀とはかなさ、そしてすばらしさを感じた。
◆アヴェマリア(湖上の美人)の歌曲すばらしかったです。

☆☆☆ 上田先生から丁寧な回答&コメントが ☆☆☆

◆「ます」のドイツ語の歌詞を初めて知りました。今まで抱いていた「清らかな渓流で躍動するますを描写した音楽」と思っていたイメージの落差に唖然。
Ans.テキスト、とりわけ詩においては、表面の言葉の裏に多くの意味が隠されいます。直訳が生々しい場合、しばしば上品に翻訳されますが、実は野放図な男女が描かれていること多いです。原語で分かるのが一番良いのでしょうね。私はドイツ語は本当に少ししか分からないのですが・・・。

Comment.
今日は初めてのぶっつけ本番! 実は非常に緊張していたのですが、お二人の熱唱と、西垣先生の面白トークにつられ、いつしか心配など忘れてしまって音楽に没頭していました。このシリーズも9回目、毎回深みを増して歌われるお二人に感激です。ピアノ伴奏は、歌手と親密な会話を交わしているようなもの、最も幸せな時間を過ごしているのはおそらく私、でしょう。
プログラムを大きく変えていなくても大きな進展を感じさせてくれる両先生に脱帽!感謝!です。表向きの刷新に惑わされることなく本質を追うべきなのだと再確認した一日でした。
今後もずっと「心の歌」を聴いていただけるよう、このシリーズの継続を強く願うようになった次第です。みなさま、お友達に宣伝してくださいね~。      上田啓子
今回のブログ担当は4班です。
現在のクラリネットは音域も広くなりサキソホンと同じように吹奏楽、ジャズでも使用されているようです。
クラスの皆さんはクラシックの名曲を数多く聴いておられるかたもおられ、生のクラリネットの音色にうっとりされているご様子でした。私は少し羨ましい気がしましたが長門先生のお話もわかりやすく楽しい1日を過ごすことができました。

-----------上田先生の講義録
Cl:長門由華 P:上田 啓子
∮ 先ずはクラリネットの紹介から
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 クラリネットは木管楽器の一種、マウスピースに取り付けられた1枚の簧(リード)によって音を出します。モーツァルトの頃には既に今の形体が出来上がっていました。クラリネットは音域、ダイナミックレンジが広く、表現力豊かな楽器で、著名な作曲家が独奏クラリネットの名曲を残してくれましたが、多くは名奏者の為に書かれた難曲、しかも何故か最晩年に書かれた作品が多く、高度な演奏技術と深い表現力が要求されます。
 今日はモーツァルトに始まるクラリネットの名曲を、作品にまつわるエピソードを紹介しながら、長門由華先生のクラリネットと私のピアノで演奏し、ドイツロマン派とフランス近代の響きを味わっていただきました。
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∮ 本日の演奏曲
≪第1部≫(ドイツ&オーストリア編)
W.A.モーツァルト (1756-91)
クラリネット協奏曲 イ長調 K622 (1791年作) 第Ⅰ楽章
      (アントン・シュタドラーのために作曲された)
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R.シューマン (1810-56)
幻想小曲集Op.73(1849年作)
      (ヨハン・コッテのクラリネット、クララ・シューマンのピアノで私的に初演された)
J.ブラームス (1833-1897)
クラリネットとピアノの為のソナタ ト短調 Op120-1 (1894年作) 第Ⅰ&Ⅱ楽章        
      (ミュールフェルトのために作曲され、クララ・シューマンの前で私的な初演が為された)

≪第Ⅱ部≫(フランス編)

G.フォーレ (1845-1924)
    シシリエンヌOp.78(1897年作)
   (戯曲「ペアレスとメリザンド」劇中で主人公の二人が愛を語り合うシーンのBGM とし   
    て書かれたチェロとピアノの為の作品)楽器の成長Ⅱ:管楽器の発展-001縮小
C.ドビュッシー (1862-1918)
   ゴリウォーグのケークウォーク (1908年作)  ピアノ組曲「子供の領分」第6曲
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F.プーランク (1899-1963)
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クラリネットとピアノの為のソナタ(1962年作)
(曲は亡き友オネゲルの墓前に捧げられた。
 初演は作曲者の死から3ヵ月後、1963年4月10日にニューヨークのカーネギーホールに
おいて、レナード・バースタインの伴奏とベニー・グッドマンの独奏によって為された。 )


♪♪♪ 最後は、みなさんの出番で「人生の扉」。K津さんのギター、Y山さんのカホン、U村さんの笛に、長門先生のパワフルなクラリネットが加わり、心情溢れる歌唱となりました。長門先生も「感動!」とのこと、回を重ねる毎に上手くなってゆかれるみなさん、素晴らしいです!


----------- 午後のコーラス練習
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☆☆☆ 一口レポートの抜粋 ☆☆☆

◆素晴らしいクラリネットの演奏でうっとりしました、又知らない事も教えて頂き有難うございました。
◆なかなかクラリネット演奏を聴いた事がありませんが いい音色を聴かして頂いてよかったです。
◆素晴らしい曲を堪能しました、優雅で至極の時でした。
◆どの楽器でも演奏されるのは演奏されるのはすごいことだが、女性で息を吹き込んで音を出すクラリネットなどは特に大変だと思う。すごく良かった。こんなにまじかで聞けて感動した。
◆クラリネットで演奏される名曲の数々に素敵な時間を過ごせました。伴奏?であるピアノが私には主役に聴こえました。素晴らしかったです。
◆ピアノとクラリネットの演奏とても素敵でした。贅沢な時間を過ごせました。先生のお話しとてもフレンドリーで楽しかったです。

☆☆☆ 上田先生からの回答とコメントです ☆☆☆

◆今日のピアノ伴奏は難し相でした、先生は何時間練習されましたか?
Ans.長門先生との合わせは3日前に1時間半。でも今日演奏曲は大曲なので夏からずっと弾いています。

Comment.今日の演奏曲はこのジャンルの名曲ばかりですが、初めて聴かれた作品もあったのではないかと思います。
でも、みなさん集中して聴いてくださっていることを感じながら演奏出来て幸せでした。演奏者(特に私)にとっては超難曲ですが、
何れもロマン派の真髄、難しくても逃げられない魅力を湛えた作品ゆえ、これからもチャレンジを続けてゆこうと思います。「人生の扉」のように!  上田


----------- 楽しかった遠足の模様

森之宮駅自転車置き場前で集合
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楽しい車内 難問に真剣取り組む
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最初の訪問先 日本一古い学校見学
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まずは集合写真
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ボンティアさんから閑谷学校のレクチャを受ける
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各自思い思いに見学
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日生漁港 美晴での昼食 かき 出始めでチョットもの足りない
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赤穂 赤穂城跡 ボランティアさんの説明を受けながら見学
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赤穂 大石神社参拝
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今回のブログ担当は3班です。
旧閑谷学校の孔子像には残念ながら会えなかったが、紅葉の楷の木を十分堪能できました。昼食は日生漁港の「美晴」で美味しいカキ料理をいただきました。最後は大石神社などを師走でなく霜月に見物しましたが、みやげ屋の「塩味饅頭」で甘辛く締めさせていただきます。ただ最後まで「音楽を楽しむ科」との関連は見出せませんでした。

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