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今日のブログ担当は2班です。
今日は今年一年31回、9回の学習事業の集大成「学習成果発表会」。
各班毎に学習成果の発表を行った。

まず最初の発表は3班
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フランツ・シューベルトとはしだのりひことシューベルツを対比した考察。
はしだのりひこととシューベルツの「風」の合唱で始まり、
フランツ・モーツァルトの「さすらい人」「子守唄」の朗読、
はしだのりひことシューベルツの「さすらい人の子守唄」
で締めくくり。
 
次は1班
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曲名当てクイズ
受講生5人がピアノを演奏(中には今回指導され始めてピアノ演奏した人も)
次に音楽クイズ
授業で学んだものと音楽の知識を問うもの10題
さすが「音楽を楽しむ科」の受講生全15問共に正解者あり。

次は2班
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「一年間の学びを振り返って」と題して
4月~2月迄を一人ひと月を担当して
各自が各人なりに授業を振り返った。
さすがと感じる発表もあれば狙って笑いを誘うものもある
最後に「ドレミの歌」の合唱、クラス全員による大合唱。

最後は4班
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劇団「音楽を楽しむ科4班」の旗揚げ公演
コントに朗読
役者ぞろいの4班
さすが委員長の班だけの事はある。
最後に「ワーハッピーディ」の合唱。

コーダイフェスタ終了後授業は3回しかなかったが
各班の成果発表の完成度の高さに驚きました。
皆さんのパワーはすごい。
1年間の授業を通じて上田先生のご指導の賜物ですね。

各班発表後、上田先生の講評
F.プーランク作曲 即興曲 第15番 ハ短調

----午後-----
午後は阪大中之島センター交流サロンに場所を移して、
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上田先生からの受講生一人一人に対しての修了証書の授与、
上田先生が一人一人に細かく言葉をお掛けいただきました。

そののち修了記念パーティー
ピアノ演奏あり、
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太極柔力球演舞あり、
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やはり芸達者が多いですね。
その後は贅沢な芸術鑑賞
コーダイフェスタで我々に合唱の感動をお教えいただいた
小野先生のピアノ演奏、
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野間先生の声楽。
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アンコールにもお応えいただき大満足です。
最後の演者はやはり上田先生。
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年齢を忘れてしまう程の軽やかなダンス。
明日からダンスを始めて20年後に先生のようになれる?
諦めずに頑張りましょう。
最後は野間先生のご指導による
我が「音楽を楽しむ科」のテーマソング「人生の扉」の大合唱。
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本当に楽しく、興味が湧いてくる一年間の授業、本当に、本当にありがとうございました。


☆☆☆ 一口レポートの抜粋   ☆☆☆


◆この発表会のために打合せや練習を数回持ち、班がより協力しあい仲良くなりよかった!

◆1年間私たちの好き勝手な質問、感想、意見に真正面からお応え頂いた先生の情熱に感謝・感激です。

◆クラスの皆が一年間どう過ごしたか、答えは「楽しかった」という事が判った成果発表会でした。

◆各班の発表は一年間の成果が実った内容で楽しい二時間でした。

◆最高のパフォーマンスを見せてもらいました、眼には見えない何かを頂いて卒業して行きます、ありがとうございました。

◆どの班も創意工夫がなされ感動しました。一人では難しい事でもみんなが心を合わせ 力を合わせると
 素晴らしい花が咲くのだと確信しました。





☆☆☆ 上田先生からコメントを頂いてます  ☆☆☆

Comment.
最高に楽しい成果発表会でした! 
しょっぱな3班の「はしだのりひことシューベルツ & シューベルト」の発表には思わず姿勢を正し、「私そんなに高尚なお話出来てたんだろうか?」と自分の講義を一生懸命思い出しながら聴かせていただいておりました。私、実は橋田紀彦氏らの歌を当時それほど聴けなかったのですが、シューベルツ活躍時期の自分が思い出され、さらにF.シューベルトの歌(詞)を聴くと様々な思いが溢れ出してしまいました。心憎い演出に最大限の賛辞を送ります。1班のクイズ、曲当てクイズを実際のピアノ演奏で行うのは(大変だけど)素晴らしかったです。「ドは何処や?」と言いながらでも分かるように弾けるヴァイタリティが素敵! うまく弾けても弾けなくてもちゃんと伝わる! それが音楽なのだと再認識しました。 2班の皆さんが語ってくれた月毎の思い出、一人一人の言葉が心に響きました。ドレミの歌は一緒に歌いましたよ。最後4班人生の扉とOh Happy Dayのパフォーマンス、楽しかった~! リハーサル時の方が上手くいってたのかもしれないですが・・・練習どおりにゆかなかったとしても思いは十二分に伝わってきてます! とにかく発表を楽しむ皆さんには、(失礼ながら)少年少女のような笑顔が一杯で、この一年楽しんでいただけたのだと実感でき、嬉しかったです。そして何より、今日の「人生の扉」の歌声、最高でした。始めた当初は「難しすぎるか?」と迷いもありましたが、積み重ねの力は偉大ですね。みんなで歌い続けてきて良かった!どうかこれからも元気に“人生の扉“を開いてゆきましょう!    上田啓子

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今回のブログ担当は1班です。
今日は今年度最後の講義でした。
前半は掉尾を飾るにふさわしい重厚な内容でした。
ただ音楽を楽しむだけの私には、
20世紀の歴史から紐解かれる芸術論は
かなり難しく感じましたが、上田先生が仰ろうとされていたことはなんとなく感じ取れたように思います。
後半はガーシュインのDVDを見せて頂きました。
「ラプソディ・イン・ブルー」は大好きな曲で、
繰り返しバックグラウンドミュージックで流されるのがとてもうれしく、
「パリのアメリカ人」、「スワニー」、「サマータイム」など、
子供の頃深夜テレビで見ていた事を懐かしく思い出しました。
白人が作った「黒人オペラ」を演じた黒人たちに、
複雑な心境があったことも初めて知りました。
1年間の授業が今日で終わりというのを不思議に感じます。
まだもっと聞きたい、知りたいこともたくさんあるように思います。
高大の教科を担当されている方々に、
「上田先生の授業は1年完結でなく、2年完結」を検討して下さいと訴えます。

-----------上田先生の講義録
✍ 講義として最終日の今日も「人生の扉」歌いました。ゲスト歌手の先生がおられないと不安があったかもしれませんが、心もこもった歌声こそがなにより、一緒に歌えることこそが最高!です。
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✍ ニーチェの「神は死んだ」に象徴されるごとく、20世紀のヨーロッパには2つの世界大戦に起因する危機的状況が訪れます。社会的・政治的矛盾、経済不安、文明の進歩に対する不信などから、19世紀までのオプティミスムは力を失い、依って立つ基盤を失った芸術は弱体化したとも指摘されます。最先端を突き進んだ前衛アーティストは伝統的な美や価値の破壊へ向かったとさえ言えます。しかし芸術は時代を映し出す鏡なのであり、映し出される本体の矛盾をこそ考えるべきでしょう。
 その「超前衛でなければ創造ではない」とされた破壊的(破滅的?)表現活動は、1960年代後半にはそのピークを超えました。インターネットとスマホによって情報が地球を駆け巡り、AIに席捲を許している2019年現在、その嵐は遙か昔に過ぎ去った事象となったかのように感じられます。
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でも、その嵐は、私達にとって忘れてはならない問題を孕んでいるのではないでしょうか。このような思いから、今日はウィーンの表現主義に始まる“前衛芸術”を紹介し、敢えて、いわゆる”おっかない現代音楽”とされる作品を聴いていただきました。
 <美術>

表現主義 E.ムンク (1863~1944)   「叫び」(1893)
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キュビスム  P.ピカソ (1881~1973)  「ゲルニカ」(1937)
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♠抽象へ
 
W.カンディンスキー (1866~1944) 「コンポジションⅣ」(1911)
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P.モンドリアン (1872~1944)「赤・青・黄のコンポジション」(1930)
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<音楽>
 20世紀の音楽には音の抽象的な操作を物語に優先させる傾向が現れ、時間は短く衝撃はより直接的、即時的になり、解決を要しない不協和音、伝統的不協和音概念の崩壊が起こる。音楽本来の抒情は捨て去られ、抽象的な技法が際立ち、 “情から知へ”の傾向が指摘されます。しかし前衛手法だけが先行する表現は意味を持ち得ないと、私は思います。本日は20世紀作曲家達渾身の作品を選びましたが、何かを感じ取っていただけたでしょうか。
≪鑑賞曲CD ≫
∮ B.バルトーク (1981-1945)   弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽(1936)
∮ A.シェーンベルク (1874-1951)  弦楽六重奏曲「浄められた夜op.4」(1899)
∮ I.ストラヴィンスキー (1882-1971)  バレエ「春の祭典」(1913)
∮ O.メシアン(1908-1992) トゥーランガリラ交響曲 第Ⅰ章
∮ K.ペンデレツキ (1933~)    「広島の犠牲者に捧げる哀歌」(1959~1960)

✍ 授業後半では、一般的に愛された音楽に戻り、久石譲氏のアニメ音楽、
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F.プーランクがシャンソン歌手E.ピアフ
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に捧げた即興曲No.15をピアノで聴いていただきました。
≪演奏曲 ≫ 
∮ 久石譲(1950~) 映画「千と千尋の神隠し(2001)」より 『あの夏へ』 

∮ F.プーランク(1899~1963) 即興曲第15番 ハ短調 (エディット・ピアフを讃えて)

✍ 最後は”古き良き時代のアメリカ”を描くJ.ガーシュインの音楽を、彼のドキュメンタリーDVDを観ながら鑑賞しました。ロシア系ユダヤ人の移民の息子としてニューヨークに生まれ、ポピュラー・クラシックの両面で活躍して時代の寵児となったガーシュイン。そんな彼が短い人生の最後にアメリカの闇を描くことにトライしたオペラ「ポーギーとベス」、みなさま是非通して御覧いただきたく思います。
観賞DVD: 『ジョージ・ガーシュウィン・ストーリー』
ガーシュイン

★ G.ガーシュイン(1898-1937)   「スワニー」(1919)
                       「ラプソディ・イン・ブルー」(1924)
                       「パリのアメリカ人」(1928)
                       オペラ「ボーギーとベス」(1935)
 
 



☆☆☆ 一口レポートの抜粋 ☆☆☆

◆今日が最後の講座です。先生の思いに引き込まれつつの一年ありがとうございました。

◆ピアノのすぐ近くでシャンソン曲に目を閉じて耳を傾けると学生時代に横浜の外人街のジャズバーで楽しんでいた頃を思い出した。曲を聴くとその頃がよみがえるようだ。

◆最後の授業 楽しく過ごしました、音楽を楽しむ科に入って本当に良かったです。一年間有難御座いました。

◆現代音楽は身体が受けつけない。やはり静かで楽しい曲が良い。個人の好みが出るので良いのではないかな。後がガーシュインで良かった。

◆現代音楽は知っているようで、よく知らないと感じました。久石譲さんは、ジプリ音楽で有名ですね。ガーシュインの曲はよく知られていて、スワニーやサマータイムとかとても良いです。

◆最後まで楽しい授業でした。ありがとうございます。




☆☆☆ 上田先生から丁寧な回答&コメントが ☆☆☆

◆今日聞いた音楽はさっぱり解らない…と言ったらお隣の人から「解らなくていい」との解答。納得
Ans. お隣の方、ナイス アドヴァイスです!

◆現代音楽は行く方が分からなくなった、結局 商業資本支配される事となった。
Ans.そのとおり!

◆先生の元ご主人は作曲家志望だったのですか?
Ans.大阪音楽大学にて作曲を専攻していました。

◆前衛音楽を追求した方々の気持ちが少し分かったような気がします。ナチスドイツの迫害が大きな原因なんでしょうか?
Ans.シェーンベルク、ペンデレツキはユダヤ系故の迫害体験が大きな要因であったと考えられるでしょう。

◆格調高い音楽芸術論は、私には少し難しかったです。できるだけ中道を目指す生き方をしたいと思う私は、芸術家向きではありません。
Ans.芸術家(と呼ばれる人達)は特殊な存在なのかも。良い作品を残せなかったらただの奇人ですから。

◆前衛音楽を追求した方々の気持ちが少し分かったような気がします。ナチスドイツの迫害が大きな原因なんでしょうか?
Ans.シェーンベルク、ペンデレツキはユダヤ系故の迫害体験が大きな要因であったと考えられるでしょう。

◆前半の前衛音楽を聴いて不快であったが、後半の久石譲やガーシュインの音楽を聴いて救われた気がした。今後のクラシック音楽において、ベートーベンやモーツァルトの水準を超えるような曲の出現は、無理でしょうか?
Ans.それは今後の世界の状況によるでしょう。経済性最優先&技術先行の現代社会、AIが人に取って代わろうとする時代に、ベートーヴェンを超える精神性が生まれるのか?私は正直疑問です。



Comment.
今日は、不快に響く現代曲にも、其れを生みだす要因に歴史的必然があったという事実を知っていただきたく、敢えて”聴きたくない”と思われる楽曲をも提示しました。最終的には、歳月という自然淘汰を受けて人に愛される作品のみが残ってゆくことでしょうし、私も美しく楽しい音楽の方が好きです。そして美しい自然、美しい心が表現される時代が続くことを心から願っています。でも、その為にこそ世の様々な事象に向き合わなければと思います。明晰な感性を人生の最後まで働かせようではありませんか。「人生の扉」を最後まで歌い続けるように生きたいものですね。上田啓子






今回のブログ担当は3班です。
音楽は時代の影響を受けると共に、その時代の他の芸術の影響を受けるし、影響を与えることが、ドビュッシーの音楽を聞くと良くわかる。また日本の文化と通じるものがあるのが面白い。なんとなくリラックスできるのが不思議である。

-----------上田先生の講義録
❤コーダイフェスタのコーラスを2日後に控え、今日は最後の練習日!
 本日の「人生の扉」はその直前発声練習のつもりで、ひたすら楽しく歌っていただきました。P1010223縮小

 C.モネ作 「印象 日の出」フランス近代の香り-001縮小
∮ベル・エポック ・・・ パリにて・・・∮
 1885年頃から第1次大戦(1914年勃発)頃までのパリは、ヨーロッパ各地から芸術家が集う華麗な芸術の都となり、その時代は ベル・エポック(良き時代)と呼ばれます。印象派と呼ばれた画家達(モネ、マネ、ドガ、ルノワール)、象徴派の詩人達(ボードレール、マラルメ、ヴェルレーヌ)の活躍と共に、C.サンサーンス(1835-1921)等がフランス固有の音楽を創出し、G.フォーレ(1845~1925)を経て、C.ドビュッシー(1862-1918)、 M.ラヴェル(1875-1937)、そして異端児 E.サティ(1866-1925)、さらには当時の新人類「六人組」に引き継がれてゆきました。フランスの音楽は 「ただニュアンスだけを(ヴェルレーヌ「詩法」)」 に象徴されるように、印象や感覚を重視して水や光や風など捉え難い対象を描き、リアルな描写や激しい感情表現を避ける傾向にあります。とはいえ作曲家達は各々個性的に創作を展開、その表情は様々です。C.ドビュッシーはロシア、スペイン、東洋の文化までをも採り入れて強く独自性を発揮、M.ラヴェルは“均衡・抑制・明晰”を理想とした創作を展開しますが血をひくスペインはもとよりジャズをも採り入れ、E.サティは『家具の音楽』という現代のイージーリスニングに繋がる概念にまで至るのでした。今日は印象派絵画や象徴派の詩との関連に触れながら、C.ドビュッシー、M.ラヴェルの作品を鑑賞しました。

≪ドビュッシーとラヴェルの音楽を聴く際にイメージ作りの参考にした絵画≫
『モネ』( 睡蓮 )⇒ドビュッシーフランス近代の香り-002縮小
『マネ』(笛を吹く少年 )⇒ラヴェル
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『M.ローランサン』(スペインの踊り)
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≪ピアノ演奏≫
∮ C.ドビュッシー    「アラベスク No.1、 No.2」(1888-1891)
≪観賞CD≫ 
★ C.ドビュッシー    交響詩「海」(1903-1905) 第Ⅰ章 海の夜明けから真昼まで
★ C.ドビュッシー    「牧神の午後への前奏曲」(1892–1894)
≪ピアノ演奏≫∮ C.ドビュッシー 「月の光 (ベルガマス組曲No.3)」(1891頃)
≪観賞CD≫
★ C.ドビュッシー    「水の反映」(「映像第Ⅰ集」より1905)
★ M.ラヴェル      「水の戯れ」(1901)
★ M.ラヴェル      「道化師の朝の歌Op83」(1905) 
★ M.ラヴェル      「ボレロ」(1928)
★ M.ラヴェル      「左手の為のピアノ協奏曲Op82」 (1930)  S.フランソワのピアノにて

❡ 本日はドビュッシーとラヴェルの比較で時間切れ、E.サティまでお話を進めることが出来ませんで 
  した。フランス近代の香り-005縮小
かわりに・・・「ドビュッシーとラヴェル、どちらがお好き?」という2択設問を出しました。 
  続けて「私はどちらが好きと思いますか?」と問いかけてみました。


-----------午後のコーラス練習
4か月間に亘ってご指導いただいたコーラス練習も
明後日のコウダイフェスタ リハーサル、本番を控えて最終日となりました。
野間先生、小野先生ありがとうございました。

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☆☆☆ 一口レポートの抜粋 ☆☆☆

◆ロシアもええけどフランスもええなあ。音楽の素晴らしさは万国共通。ドビュッシーとラヴェル音楽は
どちらも好きだけど、ハンサムなラヴェルに一票。

◆作品の評価は、ローマ大賞を取るかどうかより、歴史が証明するものだと思う。イメージが鮮やかで、リズム感もあり私はドビュッシーよりラヴェルの方が断然好きだ。

◆楽器、楽譜は「音楽」の原点を伝えるものだとやっと分かりました。古代から現代の音楽がそういう流れだと。

◆ドビュッシーとラヴェルそれぞれ個性的であるが私はドビュッシーが好きです。

◆フランス音楽はつかみどころがない感じで苦手なのですが、ドビュシーの方がややなじみがあります。

◆ドビュシーとラヴェルそれぞれにいい曲があるので好みと言うより、聴きたい曲で選ぶ感じです。



☆☆☆ 上田先生から丁寧な回答&コメントが ☆☆☆


◆ドビュッシーが「ハンマーが無いかのようなピアノ」と言うならば、弦楽器(ヴァイオリン、チェロ等)の方が似合うように思うがーーー。
Ans.それを敢えてピアノで要求する・・・のがドビュッシーなのです。ピアノを達者に弾いたドビュッシーはピアニストに最大限のデリカシーを求めたのだと、私は思います。

◆ドビュッシーとラヴェルどちらが好きか?と聞かれると ラヴェルはやはりボレロがでてくる、水のたわむれる小川、水の反映?水の半影?でもいい!
Ans.面白いネーミングですね!  でも今日聴いたのはドビュッシー作「Reflets dans l'eau水の反映」、ラヴェル作「Jeux d'eau水の戯れ」。混同しないでねー。

◆ラヴェルの方が好きです、特にボレロは聴いていてフラッシュクダンスが眼に浮かびました。
Ans.「フラッシュダンス」・・・音楽は違うけれど、でも蘇ってくる”熱さ”がありますね。

◆牧神の午後への前奏曲はバレエ音楽と思っていた、ドビュッシーの音楽は「家具の音楽」として聴きたい。
Ans.「牧神の午後への前奏曲」、1892~1894に作曲された管弦楽作品で、1912年ロシアバレー団によって『牧神の午後』としてバレー上演され、以降もバレー上演は多く為されました。

◆ドビュシーのあいまいさというか絵画で言うもうろう体の音楽に心を引かれる。日本人の感性をくすぐるところがある。
Ans.私もそう思います。少ない素材で含蓄の多い表現、俳句に通じるものを感じます。

◆ドビュッシー、ラヴェルその他この時代の作曲家はイージーリスニングの要素がありとても癒される曲が多いと思いました。時代背景が影響しているのでしょうか。
Ans.19世紀音楽の濃厚な感情表現への反動、時代的にみるなら“転換期の頽廃”でしょうか。

◆音は弦が出しているようだが実はハンマーも弓も出している。その音をなくせもしくは無いように演奏しろということではないですか。
Ans.具体的に言うと、ハンマーが弦に当たる衝撃を極力減らせということだと思います。


Comment.沢山の個性的な感想をいただけて嬉しいです! 21世紀の今では許されそうもないスキャンダルだらけのアーティスト達。でも本質的な革新は規範を超えるところから始まるのかもしれない。もうウン十年前ですが、私はなによりこのフランス・アーティスト達の自由奔放さに心惹かれておりました。 今日はサティの紹介までお話を進められなかったのが心残りです。「Je te veuxおまえが欲しい」「Gymnopédieジムノペディ」弾くつもりで楽譜持って来ていたので。またいつか機会があれば・・・。   上田啓子


今週の担当は2班です。
明けましておめでとうございます。
20日振りの授業。久しぶりにクラスの方々にお会い出来ました。
今日は前回に引き続き民族音楽。
何時も先生にお教えいただく、時代考察が音楽に影響するのを実感した授業でした。
スメタナ、ドヴォルザーク、グリークの聞き覚えのある音楽を拝聴した後、
久しぶりの上田先生のピアノ。
ここ数回ゲストの方がおられ、若干遠慮気味であった上田先生。
今日は「樹の組曲」の5曲に生命の力、孤独の寂しさ、尊厳、悲愴等々、
先生が我々に伝えたい物語が脳裏を駆け回った、久しぶりの上田ワールドでした。
「音楽をたのしむ科」そのものの授業でした。
直接お教えいただける授業が残り3回のみ、目一杯楽しませていただきます。

❤ 冬休みをはさんで久しぶりの朝歌「人生の扉」、K氏のギター、Yさんのカホンと共に歌いました。P1010202縮小
Yさんが”英語フレーズからハミングに入る部分”の指示を考えてくださいましたが、やはり最後のハミングは難しいですね。でも、いつのまにか英語部分も元気な声が聴こえるようになりましたし、フレーズの入りはバッチリです。P1010207縮小


❡ 1848年2月にフランスで勃発した革命はヨーロッパ各地に伝播、「諸国民の春」と呼ばれる時期が訪れます。それを機にウィーン体制は崩壊に向かいますが、革命は幾度も鎮圧され、反動的状況も生じました。昔から伝わる民謡や民話に基づく音楽は民族の誇りをかき立てる大きな力を発揮しましたが、音楽家達がしばしば時代の波に翻弄されたのも事実です。今日はボヘミア、北欧の音楽家の足跡を追いました。スペインの作曲家までお話を進めたかったのですが残念ながら時間不足でした! 感動的な音楽の背後に、彼らの”祖国への想い”、”時代故の悩み”があることを感じとっていただきたく。

∮ ボヘミア ∮
 ☆スメタナ(1824-1884)  1848年プラハ革命で愛国者側に加わり、革命鎮圧後疑惑の目で見られスエーデンに移住。1861年プラハに戻り再起の機運が漲る祖国の為に国民オペラの構想を抱き、オペラ・ブッファ《売られた花嫁》、連作交響詩『わが祖国』を遺した。晩年は耳と心を病み、プラハの精神病院で亡くなる。
 ☆ドヴォルザーク(1841-1904)  リストとヴァーグナーに傾倒後、ブラームスを介して絶対音楽的内容と国民的色調を持つ交響曲に向かう。1892年ニューヨーク・ナショナル音楽院院長就任の為渡米。翌年、交響曲第9番(「新世界より」)を発表。“プラハの偶像”

∮ ノルウェー ∮
 ☆グリーク(1841-1907)
ライプツィヒ音楽院で学んだ後、1862年にノルウェーに戻り作曲及び演奏活動を展開  
   する。1875年作の戯曲音楽を、1891年《ペールギュント組曲》に改編して発表。

∮ フィンランド ∮
フィンランド人はヴォルガ川の流域から数千年昔に移住してきた民族でウラル語系、フィン・ウグル語族に属する。1808年までスエーデンの属領、1917年独立までは帝政ロシアの一公国であったが、民族伝承詩『カレワラ』の集大成が民族の魂の原点自覚に、そして民族的音楽の発露に繋がった。
 ☆ヤン・シベリウス(1865-1957)
1899年当時、フィンランドは帝政ロシアの圧政下で独立運動が起こっていた。シベリウスは「フィンランドは目覚める」(歴史劇の伴奏音楽から編曲した管弦楽組曲)の最終曲を改稿して独立させ交響詩「フィンランディア」を発表。フィンランドへの愛国心を沸き起こすとしてロシア政府はこの曲を演奏禁止処分にしたという。

≪観賞作品≫
★ スメタナ  連作交響詩「我が祖国」より 「モルダウ」
                フランクフルト放送交響楽団   指揮:インバル
★ ドヴォルザーク  「交響曲第9番 新世界より」(1892作曲、1893初演) 第Ⅰ楽章、
               1992年  ニューヨーク・フィル  指揮:クルト・マズア民族の心を歌う:北欧ほか-001縮小
  
★ グリーグ   「ペールギュント組曲」より 「ソルヴェイグの歌」「アニトラの踊り」
★ シベリウス    交響詩「フィンランディア」
               1992年  エーテボリ交響楽団  指揮:ヤルヴィ民族の心を歌う:北欧ほか-002縮小
≪ 本日の演奏曲 ≫
  ★ シベリウス  「樹の組曲」
1. ピヒラヤの花咲く時 
2. 孤独な松の木  
3. はこやなぎ民族の心を歌う:北欧ほか-003縮小
4. 白樺 
5. 樅の木 民族の心を歌う:北欧ほか-004縮小


ーーーコースの練習ーーー
午後はコーラス指導。
前回の授業から20日空いた事を実感したスタートでした。
あれだけお教えいただいた歌い方をすっかり忘れたとまでは言えないまでもそれに近い出来。P1010214縮小

皆、野間先生の指揮を見る余裕がなく、譜面にくぎ付けでした。
しかし、さすが野間先生、3時の終了時には皆の顔が笑顔になっていました。
泣いても笑っても、練習は後1回のみ。
野間先生、小野先生を信じてついて行きますので、ご指導よろしくお願いします。
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☆☆☆ 一口レポートの抜粋 ☆☆☆


◆フィンランディア讃歌初めて聴きましたが 力強く当時の人々の闘う姿勢が感じられました。

◆新年早々「モルダウ」と「新世界より」が聴けて、今年は良い年になりそうです。やはり民族色のある音楽はすばらしい。

◆この時代の音楽は大きな自然を感じとても癒されます。モルダウと新世界は私のお気に入りです。

◆大好きなソルヴェーグの歌が聞けてよかった。学生時代は深い意味も分からず歌っていたが先生のお話で内容も分かり一層好きになった。

◆大好きな「フィンランディア」が聴けてうれしいです。そして「樅の木」!! 感動しました。先生がシベリウスの「樹の組曲」の全5曲を弾かれてすごいです。

◆今日のテーマは民族の心を歌うでしたが、今日聴いた「新世界」、「我が祖国」、「フィンランディア」、
「ペールギュント組曲」は、まさしく19世紀当時の民族の誇り、自立を訴えるものであり、民族としての矜持を持つことの重さを感じました。

◆生活環境は曲に与える影響を実体験出来ました。





☆☆☆ 上田先生から丁寧な回答&コメントが ☆☆☆


◆新世界よりはイングリッシュホルンの独奏の所が聴きたかった。
Ans.残念ながら第Ⅱ楽章まで進められませんでした。「遠き山に日は落ちて・・・」が聴こえてくる美しい旋律ですね。


◆スメタナとドヴォルザーク、今日聞くかぎりではスメタナが好きです。でも神経質なのはスメタナなんですよねえ。
Ans.スメタナとドヴォルザーク、いずれの作品も祖国への愛情と美しい自然を感じさせてくれます。スメタナが心を病み、ドヴォルザークがおおらかに生きられた、その差異には2人の人生基盤が大きく係わっていたのではないでしょうか。スメタナは神経質にならざるをえない境遇にあったと思われますが、それでも彼は美しく心豊かな音楽を書き遺し、彼の音楽に神経質さは感じられません。


◆ドヴォルザークや他の作曲家達は「故郷」「祖国」が作曲するにあたって大きな影響を受けているように感じる。やはり愛国心が強いのか。不幸な時代に遭遇したからか。
Ans.両方だと思います。


◆シベリウスの「フィンランディア」を聴くにつれ独立のため民族の心を表す歌曲を持つことは大切。果たして日本の民族を代表する歌曲とはーー?と考えてしまう。
Ans.私もいつも考えてしまいます。でも答えは見つかりません。自分の中にどれだけ愛国心があるものやら?とさえ。占領下の生活を知らないからなのだろうか?沖縄の方達は私より強い何かを感じておられるのではないか・・・など。本来は、これこそを考えるべきなのですね。


◆スメタナの「我が祖国」は交響詩で、グリーグの「ペールギュント」は組曲ということですが、交響詩と組曲はどう違うのでしょうか?
Ans.交響詩は物語性を表題に示す管弦楽曲のうち作曲家によって交響詩とされたもの、組曲はいくつかの楽曲を連続して演奏するように組み合わせ並べたもの。「我が祖国」も組曲の1種ですが交響詩として発表されました。
「ペールギュント」は戯曲付随音楽の成功により後に組曲として改編されたものです。



Comment. ”民族としての矜持”・・・重い言葉です。音楽は先ずは心地よさを与えてくれるものですが、同時に私達の心を底から揺さぶる力を持っている・・・その源に心を寄せてこそ鑑賞したと言えるのだと思います。今日のテーマ” 民族の心を歌う”、とりあげたのは東欧、北欧の音楽ですが、
本当に問われるべきなのは私達自身の、祖国愛、民族の自立、個人としての自立なのだと、今さらながら、思っている私です。
今日のテーマを音楽を深く受け止めて聴いてくださったみなさまに感謝です。  上田啓子



今回のブログ当番は1班です。
早いもので今年最後の授業となりました。
テーマはロシアの音楽家。
私の大好きなチャイコフスキーとラフマニノフが
ムソルグスキーなどロシア5人組とスクリャービンと一緒に講義され、
あまりの時間の短さに、許されるならせめて2回に分けて欲しかったなあと感じたのは
私のわがままなんでしょうねえ?
ムソルグスキーの「禿山の一夜」は、センセーショナルな曲調のため、テレビドラマ等でよく使われていますが、
夜が明けた後の穏やかな曲調はとても心地よく、その対比が面白いです。
ムソルグスキーの若い時と晩年の容貌の変わりよう、とても同じ人間とは思えません


-----------上田先生の講義録
❤ 今日も有馬圭亮氏がピアノを弾きにきてくださいました。
★ 朝歌「人生の扉」、K氏のギターがお休みでさみしかったですが、Yさんのカホンが支えてくれました。P1010031縮小
最後のハミングが難しいので譜面にとらわれず自由に歌ってください、と言いましたら、本当に自由に・・・譜面と異なるところでハミングやラララが聴こえるのですが、それがピアノと美しく合うのです! 音楽は自由が良いのですね!
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≪ 音楽におけるナショナリズム≫
19世紀後半、周辺の諸地域に伝わる民俗芸能が西洋音楽に大きな影響を与えます。遠き祖先から伝わる民謡や物語、リズムは、社会の下層で生きる人々や被抑圧民族にとって、民の誇りと憧れを自由に表現出来る唯一の手段でもあり、時として、いわゆる愛国心的プロバガンダ、「武器を取れ」との精神的呼びかけにもなり得たのです。

≪ロシアの場合≫
ロシアは力強い民謡の宝庫でしたが、当時、音楽教育機関は皆無で音楽家の地位は低く、音楽界はイタリア人に支配されていました。先駆者M.グリンカ(1804-1857)はミラノ、ベルリンなどで学んだ後ロシアに戻って祖国の民謡に基づく音楽を作曲しました。
次の展開は、バラキレフ(1837-1910)と、彼の下に集った陸軍技術将校セザール・キュイ(1835-1918)、見習士官ムソルグスキー(1839 -1881) 、海軍将校リムスキー・コルサコフ(1844-1908) 、化学者ボロディン(1833-1887)によるもので、ロシア五人組と呼ばれた彼らは、西欧アカデミズムに対抗する個性的な音楽活動を展開しました。一方、モスクワ音楽院に学んだチャイコフスキー(1840-1893)は、ペテルブルグの5人組とは対極をなし、ロシア的性格を持ちながらも西欧のオーソドックスなスタイルを越えることのない洗練された創作で国際的名声を獲得しました。両者は対立関係にありましたが、いずれも祖国ロシアの風土を色濃く描いているのに・・・と私はこうした対立関係を残念に思っています。
≪観賞曲CD ≫
★ P.チャイコフスキー民族の心を歌う:ロシア-001縮小
  「祝典序曲1812」(1880作曲) 
1812年は、ナポレオンによるロシア侵攻の仏軍に勝利したロシアの記念すべき年、音楽はその光景を描く感動的な作品となっています。

★ M.ムソルグスキー 民族の心を歌う:ロシア-002縮小
民族の心を歌う:ロシア-003縮小  交響詩「禿山の一夜」(1867作曲)。
ムソルグスキーがアルコール依存になった頃の作品。タイトルや冒頭は刺激的ですが、素朴なロシアもたっぷり聴ける作品です。
★ M.ムソルグスキー  「展覧会の絵」(1874作曲)、M.ラヴェル編曲版 民族の心を歌う:ロシア-004縮小

この作品は友人であった画家ハルトマンの遺作展の為に書かれたました。ハルトマンの絵画を見ながら「プロムナード」「小人」「古城」「テュイルリー」「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」「リモージュの市場」「キエフの大門」を聴きました。

≪ロシア革命後≫
 1917年 ロシア帝国は崩壊 し社会主義国家が誕生、1922年にはソヴィエト連邦成立、その2年後レーニンが亡くなりますが、1930年代にかけてスターリンによる大粛清の時代に入ってゆきます。
ラフマニノフ(1873-1943)、民族の心を歌う:ロシア-005縮小
プロコフィエフ(1891-1953)、ショスタコーヴィッチ(1906-1975など多くの芸術家はソヴィエト社会主義とその粛清の中、生き残る為の辛酸を経験し、亡命、或いはプラウダ批判やジダノフ批判受けて譲歩・変節を余儀なくされたのでした。
とりわけラフマニノフは1917年十月革命後、家族と共にロシアを離れ、スカンディナヴィア諸国への演奏旅行のまま二度と祖国ロシアの地を踏むことはなかったのです。「僕に唯一門戸を閉ざしているのが、他ならぬ我が祖国ロシアである。」(ミュージカル・タイムスのインタヴュー記事より)

≪ 本日の演奏(有馬圭亮氏)≫
「ヴォカリーゼ」(ラフマニノフ):左手の為用にアレンジされた作品
「2つの左手のための小品:プレリュード&ノクターンOp.9」(スクリャービン)民族の心を歌う:ロシア-006縮小

 スクリャービンは小柄な体格でモスクワ音楽院ピアノ科時代、オクターブが精一杯と言われるほど小さな手の持ち主だった。にもかかわらず(巨漢ラフマニノフを含む)同級生らと熾烈な競争を続け、ついに右手首を痛めてしまう。回復するまでの間、左手を特訓するとともにピアニストとしての挫折感から作曲にも力を注ぎ、独自の高度なピアノ演奏技術を元とした左手奏法を編み出す。それは右手以上の運動量を要求し広い音域を駆け巡る、後に「左手のコサック」と呼ばれる独自のピアノ書法で、作曲家スクリャービンの誕生を象徴するものとなった。初期の作品なので、調性を逸脱することはなく、ロマン派(特にショパン)の影響を色濃く受けている。


-----------午後のコーラス練習
コウダイフェスタに向け、野間先生のご指導も快調!!!P1010046縮小
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色々笑わせて頂き、歌う事以外でも腹筋が鍛えられます。
少しずつ要求レベルが高くなってきました。
歌いながら
4人がマラカスを振る、全員でステップを踏む。
集中しないとどちらかが間違いそう。

-----------クラスの忘年会
森ノ宮の駅側の「菜蔵」で行いました。
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例によって委員長のクイズがありました。
頭の固い私には正解を聞いても納得するまで少し時間がかかるような難題でしたが、
柔らか頭の方々が見事正解され、委員長ご持参のクイズの賞品(畑で採れた大根)を獲得されました。

-----------二次会
カラオケ
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☆☆☆ 一口レポートの抜粋 ☆☆☆

◆「序曲1812」と「禿山の一夜」、先生の説明から、自分なりの想像が出来て聴いていて楽しかった。

◆音楽とイメージは密接な関係があると思うが、ムソルグスキーの「展覧会の絵」はその典型のようです。この曲はこの絵がモチーフになっていると明示されていることまでは知らなかった。

◆先日、たまたまBS放送で日本で左手だけのピアノコンクールの状況が放映されていた。参加者は外国からの参加もあり50人。当科でタイミングよく「左手のピアノ」に接していたから理解に役立った。

◆ロシアの壮大な景色が目に浮かびました。

◆ラフマニノフのヴォカリーズとても素敵でした。

◆曲が作曲された歴史的な背景をお聞きする事によって、より深く楽しみながら聴けました。


☆☆☆ 上田先生から丁寧な回答&コメントが ☆☆☆

◆片手の演奏とはいえ迫力がありました。「右手だけ」というのはないのでしょうか。
Ans.少ないですがあります。http://www.panamusica.com/topics/one_hand/ にて紹介されています。

◆今迄聞かせていただいた曲と比べ、今日のはやはり違っているように感じました。大国の力を誇示するような終わり方ですね。
Ans.どの曲にも必ず「キエフの大門」を彷彿とさせる壮大な音楽が出てきますものね。”大国の力の誇示”かどうかは分かりませんが・・・”雄大なロシア”が聴こえることは確かです。

◆展覧会の絵で太い旋律に対してグチっぽい旋律という表現がおもしろかった。
Ans.「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」のことですね。リアルな描写でしょう?

◆「展覧会の絵」を基になった絵を観ながら聴きたいと思います、これ等の絵はどの様にして入手出来ますか?
Ans.提示絵画はネットで探したものです。今、再度検索しましたら、詳しい説明付きがありましたのでURLを紹介しておきます。ご質問を機に調べ直して、新たな情報を得ました! ありがとうございます。
「ムソルグスキーとハルトマン「展覧会の絵」 Wunderbarな毎日 (前篇、後篇)」で検索してください。
https://ameblo.jp/endless-sorrow628/entry-12308871986.html
https://ameblo.jp/endless-sorrow628/entry-12309011003.html
上記サイトから、画像をPCに取り込んでおくと、その画像を見ながら、CDやYouTubeなどで音楽を聴くことが出来ます。


◆音楽はやはり時代や国、又は生活環境に影響されるのだろう。作曲家の多くは天才故に(?)若くして
病死している。
Ans.天才は過敏ゆえに消耗も激しいかもしれない・・・とは思います。



Comment.今日はロシアの血を強く感じる曲を選んできました。聴いていただきたい音楽が多過ぎて、持参した音源のうち少ししか扱えず、それが一番の心残りです。
年明けからは、東欧、北欧、スペイン・・・と各地の民族色濃い作品を聴きます。お楽しみに! 上田

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