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今日のプログ担当は2班です。
今日はピアノの出光世利子先生をお招きしてのピアノ曲の日です。
テーマ曲「人生の扉」はピアノ出光先生に加えて、K津さん、Y山さん、U村さんのフルメンバーの伴奏。
上田先生は指揮兼コーラス指導でこれまでで一番元気よく歌えました。
今日はロマン派の4巨匠(ショパン、シューマン、リスト、ブラームス)の講義。
でも午前中の授業が終わった時、ここは高大ではなくコンサート会場じゃないかと感じる位でした。
2時間があっと言う間に終わった時に自然とアンコールと言いかけました。
まず、上田先生がショパンのノクターンを2曲、プレリュードを3曲しっとりと聞かせていただきました。
その後、出光先生に代わられ
ショパンのマズルカ2曲、ワルツ2曲、バラード1曲。
シューマンの幻想小曲集から2曲。
リストの愛の夢。
ブラームスのラプソディ1曲、インテルメッツォ1曲。
何と何と15曲、しかも時には情感豊かに壮大な風景を思い浮かべる曲もあり。
贅沢な時間を堪能させていただきました。
これからのゲスト講義が楽しみです。

-----------上田先生の講義録
✤ 先ずは「人生の扉」、ピアノ伴奏は出光先生にお願いし、K津さんのギター、Y山さんのカホン、U村さんの笛と共に、私は初めて”歌”に参加しました! パワフルなピアノに乗って、今日は一段と張り切って力強く歌えたよう思います。
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❡ 19世紀、ピアノは新興市民層に拡がりを見せ、楽器そのものもダイナミックに発展します。1810年前後に生まれた、F.メンデルスゾーン、F.ショパン、R.シューマン、F.リスト、そして次の世代のJ.ブラームス等によって、ピアノ音楽は “ロマン派の華”となったのです。今日は、大阪音楽大学卒業後ピアノ伴奏で活躍されている出光世利子先生をお招きし、19世紀ロマン派の心に沁みるピアノ曲を演奏していただきました。来年2月に御出産を控えておられるので私も加わりましたが、心配など吹きとばすような素晴らしい演奏!、「母は強し」を実感して私も聴き入っておりました。

第Ⅰ部
 ∮ 演奏曲目
 F.ショパン (1810-1849)
ロマン派の華:ピアノ出光上田-002縮小
ノクターンNo.2 変ホ長調 Op.9-2(1830-32) ・・・・・・・・・上田
ノクターンNo.20 嬰ハ短調 遺作(1830-31) ・・・・・・・・・上田
プレリュードOp28-4, 6,15 (1838-39)・・・・・・・・・・・・上田
マズルカ No.5 変ロ長調Op.7-1(1830-32)・・・・・・・・・・出光
マズルカ No.13 イ短調Op.17-4(1832-33) ・・・・・・・・・・出光
ワルツ No.6(俗称「子犬のワルツ」)Op.64-1 (1846-47) ・・・出光
ワルツ No.7 Op.64-2(1846-47) ・・・・・・・・・・・・・・出光
バラードNo.1 ト短調Op.23(1835) ・・・・・・・・・・・・・出光

第Ⅱ部
 ∮ 演奏曲目
 R.シューマン (1810-1856)
ロマン派の華:ピアノ出光上田-003縮小
幻想小曲集 Op.12-2,3 「飛翔」「なぜに」(1837) ・・・・・・・出光

F.リスト (1811-1886)
ロマン派の華:ピアノ出光上田-004縮小
愛の夢 (1845編曲、1850出版S.541/R.211-3) ・・・・・・・・出光

J.ブラームス (1833-1897)
ロマン派の華:ピアノ出光上田-005縮小
狂詩曲 ト短調Op.79-2(1879) ・・・・・・・・・・・・・・・・出光
間奏曲 Op.118-2イ長調2(1893) ・・・・・・・・・・・・・・出光


ロマン派の華:ピアノ出光上田-001縮小


<午後のコーラス練習>
まず、30分かけて細かく発生練習。
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その後、野間先生と小野先生によるコーラス指導。
合唱曲5曲の内、今日は2曲(明日がある、若者たち)。
「明日がある」は前回に続て2回目で、
ご指導いただいた様に楽譜に忠実に歌うのだけではなく、状況を思い浮かべて歌うと楽しくなってきました。
「若者たち」では細かく口の開け方、声の出し方等々でこんなに揃ってハモれるとは驚きました。
少しづづではありますが、一体感が出てきたと思います。
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☆☆☆ 上田先生から丁寧な回答が ☆☆☆

◆素晴らしいピアノ演奏に聞き惚れました、同時に先生の胎内の胎児の気持ちを心配?喜び?
Ans. 出光先生の演奏は母としての成熟、そして覚悟さえ感じられ、素晴らしかったですね!大丈夫! きっと最高の胎教になっています。

◆マズルカを聴いて思った、民族に言語の違いがあるように音楽もあると考えてみた、この二つの関係を勉強したい。
Ans.民族固有の音言語、たしかにあると思います。明瞭で分かり易い音階やリズムの違いもありますが、根本的に異文化圏の私達には分らないような側面もあるようです。たとえば、ベートーヴェンの音楽は明らかにドイツ語圏のものですが、モーツァルトの作品は時にイタリア語だったりするそうです。テキストの有無にかかわらずです。連なって書かれた音符の中にイントネーションの違いが認められるのかもしれないし、旋律そのもののメンタリティかもしれません。奥が深い世界です。どうか存分にトライしてください。

◆昔見た映画で「わが恋は終わりぬ」は確かリストの物語でピアノ演奏の場面がふんだんに有って印象的でした。
Ans.『Song Without Endわが恋は終りぬ』、フランツ・リストを描いた1960年の伝記映画なのですね。私は見ていないのですが、リストを筆頭に華麗な演奏シーンが想像されます。

◆心の中に音に共鳴する作為があるとすれば、すべての部分で共鳴し、聴き終わった後すっきりした気持ちになった。
Ans.素晴らしい表現の賛辞、ありがとうございます! 出光先生に伝えておきます! 

◆プロジェクターの説明文で 空虚な5度と書いてありましたが減5度のことですか?
Ans. “空虚な5度”は減5度のことではなく、3度音を欠いた5度の響きを指します。たとえば、ドミソを一度に鳴らすと、満ち足りた響きが聞こえますが、まんなかのミを省いてドとソだけ鳴らすと空っぽに感じます。それで5度のみの響きは“空虚5度”と呼ばれるようになりました。

◆大好きなショパンの曲が聴けてそれもプロのピアニストの方の演奏も聴け素晴らしい一日でした。先生、「雨だれ」は3番目ですよね?
Ans.一般的に「雨だれの前奏曲」とされるのは12番ですが、ジョルジュ・サンドは6番を「雨だれ」と呼んだとか。そして4番も重い8分音符連打が暗い僧院でも雨音を偲ばせます。いずれにせよ“雨音は天から落ちる涙の調べ”としてショパンの悲痛な心の内を描き尽してゆきます。

◆バロック、古典と音楽を聴き、それぞれの時代の音楽は楽しく好きです。でもロマン派の音楽はやはりピアノにとって一番だと思います。その時代から少しずつ音楽は乱れているように感じています。
Ans.たしかに、文句なく美しさを感じさせてくれるのは今日演奏した初期ロマン派までかもしれませんね。19世紀後半以降、音楽のみならず芸術表現は刺激性を増してゆきます。でもそれは音楽の乱れというより人の世の価値感の乱れなのではないでしょうか。
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